界面活性剤フリーの美容液 そして美容オイルも

界面活性剤フリーの保湿美容液ゲルはめったに見つからないと昨日のブログに書きました。

そこで言い忘れていたことがあるので、それについてお話します。

アンニテンプスの基礎化粧品は基本的には「洗顔から保湿までがたった2点で完結する」のがセールスポイントです。
その基本2点のコンセプトは、KISS方式と当社ではそう呼んでいます。
(そういえば、最近、このKISS方式のことをほとんど語っていなかったような…)

Keep It Simple ,Smart(シンプルに そして賢明に)
※KISSの法則(Keep It Simple ,Stupid)に考え方は似てはいます。

KISSの法則は、物事は単純明快なほど有益であるという経験則だそうです。
子供でもわかるように物事をシンプルにする、単純化するということだったかと理解しています。

アンニテンプスが考えの基本としているKISS方式は子供でも理解できるようにという意味とは少しちがっていて、要は無駄や無理なこと、余計なモノを削ぎ落していくとその結果、最も賢明な選択肢が残る・賢明な選択ができる といった感じです。

このシンプルなKISS方式の考え方に則って商品づくりをしています。
洗顔~保湿までを基本の2点でカバーする基礎化粧品、アンニテンプスが完成しました。そしてその数年後に、この基本2点を「補強」するスペシャルアイテムとして、原液美容液、オーガニック美容オイルがアンニテンプスの「ラインアップ」に加わりました。

美容液は「抗酸化」に特化した「2種類の原液美容液」…

●原液フコイダン美容液
[全成分]水、ペンチレングリコール、クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体、フェノキシエタノール

●原液フラーレンフコイダン美容液 
[全成分]水、ペンチレングリコール、クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体、フラーレン、PVP、BG、フェノキシエタノール

どちらも界面活性剤フリーの美容液です。お肌にハリを与える「抗酸化」美容液です。

美容オイルは美容液よりもさらに超シンプル。成分はたった2つ。
私がいままで携わった化粧品で最もシンプル…まさにKISS方式に則った究極の美容オイルです。

●バクチオール2.0%美容オイル
[全成分]ホホバ種子オイル・バクチオール

もちろんこのバクチオールの美容オイルも界面活性剤フリー。そして防腐剤フリーでもあります。 スキンケアのお手入れの一番最後に1プッシュ(または2プッシュで十分だと思います)加えるだけで、お肌のモチモチ感が数段アップする感覚です。 もちろん界面活性剤フリーだけが特長ではありません。
配合している2つの成分のうち、ホホバ種子油はヒトの皮脂に近い構造なのでお肌になじみやすい安心感と保湿感を与えます。
そして、レチノール様の機能性原料のバクチオールのエイジングケアにも期待できます。

◆ ◆ ◆

余談ですが(ずいぶん昔の話でもありますが)...
化粧品原料メーカーの営業担当者との会話してきたなかで1番印象に残っていることは、
”化粧品は原料をたくさん入れれば入れるほど<刺激>になる確率が高くなる” 
というお話。

全成分をみて、たくさん原料が記載されているものよりは確か20~30程度のモノのほうが安心ということを言っていました。
(要は、たくさんの原料成分を入れれば入れるほど、それらを均一に溶解・分散させるために界面活性剤や溶剤などの「余計な原料」をたくさん入れる必要があるからだと推察)
(配合原料の数が多ければ多いほど、それが良い化粧品とは限らない。要は配合原料の質とバランスが大切ということになるかと思います)

やはりKISSの法則は正しいのだなあと思ったものです。
アンニテンプスの商品開発は今後も引き続きKISS方式を踏襲いたします。
シンプルなスキンケアで健やかな素肌づくりのお役に立てることを願っています。