「泡洗顔」がお肌にやさしいって誰が決めたのでしょう
私自身の体感では、
石けんを使うとお肌がつっぱる感覚が常で、脱脂力はかなり強いイメージがあります。
それに高価な洗顔せっけんでも、最初は見栄えもよいのですが、
数回使うとちょっと残念な感じになってしまいます。
テレビの美容特集があれば、毎回決まって美容家かタレントがこう言います。
「石けんはよく泡立てて、泡をころがすようにして、こすらずに洗顔...」
(泡は「ころがらないけどなぁ」と思いながら聞いてます)
そして皮膚科医でさえも、
石けんでの洗顔が「最もお肌にやさしい洗顔方法」だと思っている方が多いと感じます。
当然ながら皮膚科医は化粧品の専門家でもないし、化粧品のリサーチするわけでもないので、 低刺激な洗顔方法といえば、石けんくらいしか思い浮かばないのでしょう。
私自身は、石けんがお肌にやさしいと思ったことはありません。
「泡洗顔」の「泡」は固くないので、
やわらかなイメージ戦略に都合が良かっただけのことだと思っています。
どんなメーカーの洗顔石けんを頑張って泡立ててみても、
洗えば肌はつっぱるし、脱脂力はどれも強いと感じていました。
(今では顔はもちろん、身体用にも石けんを使うことはほとんどありません)
◆ ◆ ◆
一般の方々においても石けんが最も肌にやさしそうという認識があるかと思います。
なかには、「石けんは界面活性剤が入ってない」などと大きな誤解をされている方もいます(実際にそうおっしゃる方とハンズ博多店でお話した経験があります)。
なぜそのような誤解が生じるのでしょうか。
おそらく、
その要因の一つには「石けんの成分表示」にあるのではないでしょうか。
石けんの成分表示にはこの「4パターン」があります。
①「石けん」とそのまま書く
・石けん素地(固形石けん)
・カリ石けん素地(主に液体)
・カリ含有石けん素地
②石けんの化学名を書く
・ラウリン酸Na(固形) ラウリン酸K(液体)
・ミリスチン酸Na(固形) ミリスチン酸K(液体)
・ステアリン酸Na(固形) ステアリン酸K(液体)
・パルミチン酸Na(固形) パルミチン酸K(液体)
・オレイン酸(固形) オレイン酸K(液体)
③石けんの原料に分けて書く
・ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、水酸化Na
・オレイン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、水酸化K
④油脂とアルカリ剤に分けて書く
・ヤシ油、水酸化Na
・パーム油、水酸化Na
・オリーブ油、水酸化K
おそらく... 「石けん素地」とシンプルに書かれていれば、
素朴で純粋で、とても界面活性剤そのものであるとは思わないことでしょう。
(そもそも界面活性剤に興味・関心を示す方はとても少ない現実もあります)
◆ ◆ ◆
石けんよりもアンニテンプスのエッセンシャル クレンジング&ウォッシュの方が
お肌にやさしい理由があります。
<画像は石鹸百科さまHPより>
一般的に、洗顔石けんや身体用の石けんのpHは、9~11の間が多いです。
アンニテンプスを商品開発する以前(前職時代)に洗顔石けんの朝用と夜用の2種類を取り扱っていましたが、 それらのpHは、朝用がpH10、夜用がpH11(アルカリ性が強いほど洗浄力も強い)でした。
一方、アンニテンプスのクレンジング洗顔料は、pH9前後(pH8.5~9.5)です。
アンニテンプスは石けんよりも、より中性寄りのpH値(弱アルカリ性)を示しています。
中性寄りのpH値であるアンニテンプスのクレンジング洗顔料洗顔料は石けんよりもお肌にやさしいと言えます。
私自身の体感では、
石けんを使うとお肌がつっぱる感覚が常で、脱脂力はかなり強いイメージがあります。
それに高価な洗顔せっけんでも、最初は見栄えもよいのですが、
数回使うとちょっと残念な感じになってしまいます。
テレビの美容特集があれば、毎回決まって美容家かタレントがこう言います。
「石けんはよく泡立てて、泡をころがすようにして、こすらずに洗顔...」
(泡は「ころがらないけどなぁ」と思いながら聞いてます)
そして皮膚科医でさえも、
石けんでの洗顔が「最もお肌にやさしい洗顔方法」だと思っている方が多いと感じます。
当然ながら皮膚科医は化粧品の専門家でもないし、化粧品のリサーチするわけでもないので、 低刺激な洗顔方法といえば、石けんくらいしか思い浮かばないのでしょう。
私自身は、石けんがお肌にやさしいと思ったことはありません。
「泡洗顔」の「泡」は固くないので、
やわらかなイメージ戦略に都合が良かっただけのことだと思っています。
どんなメーカーの洗顔石けんを頑張って泡立ててみても、
洗えば肌はつっぱるし、脱脂力はどれも強いと感じていました。
(今では顔はもちろん、身体用にも石けんを使うことはほとんどありません)
◆ ◆ ◆
一般の方々においても石けんが最も肌にやさしそうという認識があるかと思います。
なかには、「石けんは界面活性剤が入ってない」などと大きな誤解をされている方もいます(実際にそうおっしゃる方とハンズ博多店でお話した経験があります)。
なぜそのような誤解が生じるのでしょうか。
おそらく、
その要因の一つには「石けんの成分表示」にあるのではないでしょうか。
石けんの成分表示にはこの「4パターン」があります。
①「石けん」とそのまま書く
・石けん素地(固形石けん)
・カリ石けん素地(主に液体)
・カリ含有石けん素地
②石けんの化学名を書く
・ラウリン酸Na(固形) ラウリン酸K(液体)
・ミリスチン酸Na(固形) ミリスチン酸K(液体)
・ステアリン酸Na(固形) ステアリン酸K(液体)
・パルミチン酸Na(固形) パルミチン酸K(液体)
・オレイン酸(固形) オレイン酸K(液体)
③石けんの原料に分けて書く
・ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、水酸化Na
・オレイン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、水酸化K
④油脂とアルカリ剤に分けて書く
・ヤシ油、水酸化Na
・パーム油、水酸化Na
・オリーブ油、水酸化K
おそらく... 「石けん素地」とシンプルに書かれていれば、
素朴で純粋で、とても界面活性剤そのものであるとは思わないことでしょう。
(そもそも界面活性剤に興味・関心を示す方はとても少ない現実もあります)
◆ ◆ ◆
石けんよりもアンニテンプスのエッセンシャル クレンジング&ウォッシュの方が
お肌にやさしい理由があります。
<画像は石鹸百科さまHPより>
一般的に、洗顔石けんや身体用の石けんのpHは、9~11の間が多いです。
アンニテンプスを商品開発する以前(前職時代)に洗顔石けんの朝用と夜用の2種類を取り扱っていましたが、 それらのpHは、朝用がpH10、夜用がpH11(アルカリ性が強いほど洗浄力も強い)でした。
一方、アンニテンプスのクレンジング洗顔料は、pH9前後(pH8.5~9.5)です。
アンニテンプスは石けんよりも、より中性寄りのpH値(弱アルカリ性)を示しています。
中性寄りのpH値であるアンニテンプスのクレンジング洗顔料洗顔料は石けんよりもお肌にやさしいと言えます。